Don't Look Back In Anger

日々徒然の雑記

北欧の働き方1

国際比較するとノルウェーフィンランド・スェーデンといった北欧の国々が労働生産性(時間あたりに生み出す付加価値)で世界の上位にランクインしている。
効率よくお金を生み出している北欧の人たちの働き方は日本と大きくことなる。彼らはライフワークバランスを重視しており、毎日帰る時間も早ければ、有給の取得もしっかりおこなう。地下資源に恵まれず、技術と人材が全てといったとことは日本と共通しているのだが、必死に働いている日本人よりもずっと効率良くお金を生み出している。

フィンランド流6時に帰る仕事術」を読んで、確かに書いてある通りの社会・会社だったら論理的・効率的に仕事が処理できて定時に帰れるのかもと思った。会議とメール処理に追われて、気が付いたら定時という人は多いと思うけど、「やらなくていい仕事をやってるし、また他人に対して作っているせいなんだよな」と痛感した。「できません」とか「面倒です」といった発言が必ずネガティブに受け入れ、禁句になってしまっている日本社会全体の空気が労働生産性を下げているのだと思う。

印象に残ったことを列挙すると
・何があっても6時に帰ると決める
何事も必要があってこその工夫が生まれるから、必ず6時に帰ると決めることがまず重要。

・集中力がアップする職場環境やアイディアが生まれる仕組みを作る
辛い環境でも頑張るのは美徳ではない。まずは環境、仕組み作りから。

 

・会議やホウレンソウの時間を減らす
日本と真逆。管理にかかる手間はバカにならない。しっかり部下と話し合って計画を立て、締めるところは締めるが実行フェーズでは部下になるべく任せることが重要。欧米では発言の機会のない会議には参加しないのが普通。社内ネットなどを利用し参加しなくとも内容を把握できるような仕組みを利用するべき。上司の時間節約のために部下一同を集めた、報告会なんていうスタイルはやめた方がよい。また質問に答えるために部下を同席させるようなリーダーもいけない。リーダーは自分で答えられなければいけない。

 

・忙しい快感から脱却する
忙しいとあたかも仕事をやっている気になりそれだけで快感が得られる。快感に流されず、忙しいだけではなく価値あることをしているか立ち止まって考えることが重要。

 

・特に納期が忙しい時日本人は考えもせずに作業に入ってしまう。フィンランド人は約束は必ず守るが、約束する前に、それができるかどうか、よく分析し、計画してから引き受ける。
「とりあえずやってみます」が日本の美徳。これではお願いする方も価値あるかどうかなど考えず仕事を振ってくる。無駄な仕事を生み出し、時間をとられてしまう。

 

根底には、フィンランド人のシンプルな生き方と考え方がある。本の後半にはフィンランドの歴史と文化の紹介があり大変納得した。