日々是好日

世のアラフォー男に役立ちそうなことを徒然と綴りたいと思います。

車で鹿にぶつかるとどうなるか?

鹿などの動物と衝突して車両保険を使った話。参考までに。

 

事故概要

深夜、対向車もまったく現れない南信州の山道を走っていると、右前方に鹿が現れた。

 

以下一瞬の出来事

「あ、鹿だ。」

急ブレーキ

「なぜに車の前に飛び出る。」

「なぜにそこで立ち止まる。」

鹿と目があう。

どんとぶつかる(速度は20〜30Kmくらい?)

鹿は押されて、数メートル前方へスローモーションでスライドしていく

おもむろに立ち上がり去っていく。

 

とりあえず最寄りのコンビニまで移動し、明るいところで確認してみた。バンパーは大きくへこみ、ボンネットや車のサイドも若干押しつぶされ歪んでしまった。低速で衝突したので被害は大きくはなかったが高速道走行中にぶつかったら車はとんでもないことになるらしい。タヌキなどの小動物でも高速であると車に結構な損害がでるとのこと。

 

鹿に攻撃を加えることは可能でも、素手ではダメージを与えることは難しいと思われる。完全なノーダメージだったかは知らないが、血が付いていたりはせず、置き土産に鹿の体毛が3本だけ挟まっていた。

 

いくらかかるのか?

とりあえず保険会社に電話で顛末を報告した。深夜の電話は緊急対応のみということで、その日はお金がどうなるかをはっきり聞けず、ブルーな気持ちでしばらく過ごすことになった。

 

後日、担当から電話が入る。

・扱いとしては単独事故(動物はガードレールなどと同じでもの扱い)

・一般車両保険に入っていたので免責5万円で修理が可能(エコノミーという車両保険もあるがこちらだとダメらしい)

・保険を使用すると3等級ダウン。さらに事故発生のペナルティ料率として3年間保険料が割高に。保険を使用することで「免責+3年間の割高分=11万円」となるとのことだった。等級が高くもとから保険料が安かったので割高分も我慢の範囲内だが、保険に入ったばかりで等級の低い人はさらに高額になるだろう。修理代は30万円程度だったので保険を使用することにした。

 

ちなみに北海道ではエゾシカと車両の衝突が結構あり、年間200件超の保険金の支払いがあるとのこと。

 

保険制度の改定

保険制度の改定が2012年にあり、新たに「事故後3年間ペナルティ料率」という制度が導入された。今回の件で、自分が悪いとも思えないのだが、事故を起こした人扱いされ、3年間高い保険料となるのはとても心外だ。等級据え置き事故が廃止され、保険を使用すると、自然災害や飛び石など契約者に全く非がない場合でも等級ダウンとペナルティ料率が課されるとのこと。

 

うーん、納得いかん。

 

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