Don't Look Back In Anger

日々徒然の雑記

業務改善の4原則(ECRSの原則)「本当に必要なの?」から考える。

クラシコムはECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営している。高い成長率と全員が18時には帰宅するという、扱っている商品だけではなくワークスタイルも北欧風という素敵な会社。

hokuohkurashi.com

クラシコム式ワークスタイルを推進する、5つのポイント
1.本当に必要なの?と考える
2.仕事を詰めすぎない
3.エラーには寛容に
4.お互いに影響を与え合う
5.自由・平和・希望の土壌を整える

www.lifehacker.jp

いくつか勉強になることはありましたが、今回は印象に残ったECRSというワークフレームについて以下紹介。

 

青木:最初に考えるべきなのは、「それ、本当に必要なの?」なんです。時間が限られているので、そもそもやらなくても成立する方法があるのかどうかをまず考えています。
青木:なにか成果が上がっていない業務があると「どう効率化するか?」から検討することが多いのですが、最初に考えるべきなのは、検討の対象となっている効率が上がっていない仕事をそもそも「なくしてしまえないか?」と考えることです。北欧の企業や、ビジネスパーソンの考え方として、この「そもそも」を問い直す力があるのは、個人的には1つの特徴だと感じています。北欧について日本に帰ってきていろいろ調べてみると、1人あたりのGDPは日本よりもはるかに高い。そういう成果は彼らが僕ら以上に優秀だからというよりは、少ない人口でも大きな成果が出せるように「やらなくていいことをとことんやらない」という姿勢や取り組み方によるものであると感じます。

 

ECRSという原則

これはもともと製造現場で工程改善を行う際に用いられる原則で製造現場だけではなく家事やオフィスワークでも有用な考え方。

E:Eliminate(排除)→そもそも必要なのか?なくせないか
C:Combine(結合)→(必要であれば)似たような作業や他の作業とまとめてできないか?
R:Rearrange(交換)→(まとめることができないなら)順番を変えたり他の作業で置き換えることで効率があがらないか?
S:Simplify(簡素化)→(交換できないなら)作業をより簡単にできないか?

 

上から順番に改善効果が大きいので、上から順番に検討していくことが基本となる。いくらC,R,SをうまくやったとしてもEの効果にはかなわない。いきなり簡素化、効率化に走ってしまうひと、多いのではないだろうか?「やる必要のない仕事を効率化することほど無駄なことはない」とドラッガーも言っている。まずは課題や業務を与えられたら、いきなり作業の効率化に手をつけず、そもそもやる必要があるのかというところから考えていかないと生産性はあがらない。

 

つまりは上司の指示に対して以下の順に確認していきなさいということ。

E:Eliminate(排除)→この仕事やって意味があるんですか?
C:Combine(結合)→すぐやる必要ありますか?後でまとめてやっていいですか?
R:Rearrange(交換)→違う方法の方がよくないですか?この段取り違いませんか?
S:Simplify(簡素化)→非効率的ななやり方ではないですか?

 

とはいえ「言われたことにすぐに全力で取り組む」ことを正義としてるであろう多くの職場ではECRSの原則なんか馬の耳に念仏で、黙ってとっととやれと言われるだけかもしれませんが。