日々是好日

世のアラフォー男に役立ちそうなことを徒然と綴りたいと思います。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

問題解決手法〜問題が何かわかれば半分解けたも同然〜

問題や課題を与えられると、目の前の見えていることから考えなしに着手する人が多い。複雑な問題ほど、どこがポイントなのか、何を把握すべきか理解してから着手しないと全く進まないケースも多い。 研究であれば何を観測すべきか定め、観測手段を構築すると…

ダブルバインドの連鎖から抜け出す

ダブルバインドとは矛盾を伴う複数の命令で縛られ、逃げることもゆるされないが、なんらかの応答をしなければいけない状態。会社でのパワハラなど上下関係を伴う多くの組織で無意識的なダブルバインドの連鎖が観察される。矛盾の強要の連鎖が見られる組織は…

北欧の働き方1

国際比較するとノルウェー・フィンランド・スェーデンといった北欧の国々が労働生産性(時間あたりに生み出す付加価値)で世界の上位にランクインしている。効率よくお金を生み出している北欧の人たちの働き方は日本と大きくことなる。彼らはライフワークバ…

ある家具商人の言葉〜IKEA〜

イケアは「より快適な日々をより多くの方々に」という確固たる理念をもとに成長してきた世界最大の家具販売業者。このビジョンは1976年に創業者により「ある家具商人の言葉」という文書で定められている。「規模の拡大、強いコスト意識、客みずからが組み立…

仕組みつくりの三大美徳「怠惰、短気、傲慢」

Larry Wallはプログラマーがもつべき三大美徳として「怠惰、短気、傲慢」をあげている。プログラミングに縁のないひとには全くピンとこないかもしれないが普段の仕事においても通じる事だと思われる。現代は少人数で大勢が必要とするものを効率的に作り出す…

業務改善の4原則(ECRSの原則)「本当に必要なの?」から考える。

製造現場で工程改善を行う際に用いられる原則だがオフィスワークでも有用な考え方。業務の効率化を考える前に「そもそも本当に必要な業務なの?」から考えることが生産性を上げるには最も効果的なのだが多くの職場では実行されていない。

哲学をもつことの重要性

哲学とは自分なりに筋道の通った考え方のこと。哲学をもつと判断がぶれなくなり、長期的にみて正しい選択が行えるようになる。また哲学をもつことは自分をつくりあげるということと同意義で、人間の生きる目的そのものでもある。

直感とロジカルシンキングの関係。片方だけでは足りない。

論理的に考えれば必ず正解にたどりつけるという考え方はロジカルシンキングによくある誤解である。複雑なことはロジカルシンキングが得意としないことであり、直感に劣ることもある。この世界はすべてをロジカルに予測できるような簡単な世界ではない。自分…

時間管理術の正しい手順

重要なのは「目的・価値観」からブレークダウンすることと正確に「見積もる」ところのようです。 0.何のために時間が必要なのか問うてみる。 1.自らの時間の使い方と処理能力を把握し、正確に計画の見積もりができるようにする。 2.目的・価値観→目標→計画→…