Don't Look Back In Anger

日々徒然の雑記

仕組みつくりの三大美徳「怠惰、短気、傲慢」

プログラミング言語であるPerlの作者Larry Wallプログラマーがもつべき三大美徳として「怠惰、短気、傲慢」をあげている。プログラミングに縁のないひとには全くピンとこないかもしれないが普段の仕事においても通じる事だと思われる。小飼弾の仕組み進化論を読んだ感想をベースにプログラマーの三大美徳をなるべく普通の言葉で説明してみる。

怠惰

繰り返しは反射的に忌み嫌うべき。周りを含め、同じ作業の繰り返しを見たら、仕組み・システム・道具をつくることで置き換えることを模索すべき。怠惰な人間は、たとえ仕組みをつくる労力が繰り返しの労力を上回ろうとも、喜んで新たな仕組みをつくることを選択する。これが長い目で見ると進歩につながっていく。また人間が繰り返し作業を行うとミスの引き金となるので、仕組みや道具で置き換えできるなら人間に行わせるべきではない。ただし何も工夫せず、そのまま他人に押し付けことはここでいう怠惰とは言わない。

 

短気

「気の利かない道具」「不便な仕組み」と感じたら、我慢せず怒りを感じ行動をとるべき。怒りを感じずに不便を受け入れる気長なひとは、他人に対しても知らず知らずのうちに不便を強要する。このような人は他人が発する面倒という言葉に嫌悪感を示し、改良・改善の芽を摘み取っていく。短気な人であれば、将来的に問題が起こらないような道具や仕組みをもとよりつくるであろうし、将来的に問題が起こりそうと感じたなら積極的に改善していく。

 

傲慢

誰にでも誇れるシステムや仕組みをつくりを目指すべき。そのような仕組みは、利用者の考えや行動を見通し、いろんな意味でよくコントロールされている。中途半端・使いづらいシステムは、長い目で見ると維持に労力を要する金食い虫か、無視され違うものに更新される役立たず、暴走する問題児かのどれかである。維持コストが低く、使いやすく、安全なシステムは利用者に多大な恩恵をもたらし続ける。

 

現代は様々なことが進歩していて、少人数で大勢が必要とするものを効率的に作り出すことができるようになっている。価値を認められるのは効率的な仕組みを生み出すことができる少数の人々であり、格差の原因ともなっている。

 

プログラマーは仕組みつくりの達人であり、プログラマーの三大美徳はの基本原則と考え取り入れていくべき。

 


小飼弾 404 Title Not Found - #1 プログラマーの三大美徳その1「怠慢」:ITpro